
「グリーンアライアンス」は、ハンファジャパンがSDGsへの取り組みの一環として呼びかけ、これに賛同する企業が参加し、2024年6月に発足したパートナーシップ制度です。
2025年6月、その第2期が始動。6月12日には東京で、また6月13日には大阪でパートナー企業が集結し総会が開かれました。
38社の参加で「グリーンアクション」をさらに強化
第2期となる今年度はパートナー企業がさらに増え、北海道から沖縄県まで、全38社が参加。規模が拡大し、「地域貢献」や「グローバル連携」など、多様な社会課題の解決に向けた「グリーンアクション」への取り組みが、いっそう強化されそうです。

グリーンアライアンス総会 東京会場(左)、大阪会場(右)
東京、大阪の総会では、これまでの活動報告に加え、2025年度に予定されている「グリーンアクション」についても発表されました。
まず、昨年度に実施された、下記プロジェクトについては、今年度もそれぞれにさらに拡大して、実施していく予定です。
●グリーンギフト
全国の自治体や教育機関などへ太陽光発電システムを無償提供。

福岡圏志免町の志免西学童保育所(左)、千葉県の中央学院大学 駅伝部学生寮(右)などに太陽光発電システムを寄贈・設置
●開発途上国支援
バングラデシュのマングローブ天然林への植林活動。

世界最大のマングローブ林、バングラデシュのシュンドルボンの再生を目指し、6800本の苗木を植林
●野沢温泉自転車祭の後援
エコフレンドリーなモビリティとの連携による環境貢献活動として、このスポーツイベントのメインスポンサーに。

2025年は10月4日、5日に開催予定
これらに加え、今年度はさらに次の3つのグリーンアクションも行われる予定です。
●太陽光パネル廃棄問題の解決策「リユース・リサイクル」
使用済みの太陽光パネルの改修から適正処理までを一貫して行うサービスを実施。リユース可能なパネルは「グリーンギフト」に優先的に提供し、資源循環と地域社会貢献を両立。
●太陽光発電で地球を育む「J-クレジットによる植林プロジェクト」
ハンファジャパンが実施する「CO2削減プロジェクト」において、家庭に導入された太陽光発電システムによるCO2削減量をJ-クレジットとして創出。エンドユーザーからCO2削減プロジェクトに賛同・参加いただいた太陽光発電システム1基につき、マングローブの苗木1本を開発途上国支援プロジェクトのマングローブ植林活動へ充当。
※J-クレジットとは:温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度で、クレジットの売却により資金循環が可能となる。
●持続可能な社会の構築「環境教育の推進」
子どもたちや学生への実践的な環境教育プログラムを開発・提供。「グリーンギフト」による太陽光発電システムの寄贈を契機とし、環境教育の推進活動を全国に展開。
ハンファジャパンとパートナー企業の協働により、持続可能な社会への貢献を目指すグリーンアライアンス。ハンファグループの企業理念である「共に行けば遠くへ」をまさに実践する様々なアクションに、業界内外からの注目も高まっています。

6月12日 グリーンアライアンス総会(東京会場)

6月13日 グリーンアライアンス総会(大阪会場)

グリーンアライアンス事務局代表
ハンファジャパン株式会社 エナジーソリューション事業部 執行役員 事業部長 李泰基(リ テギ)氏
グリーンアライアンス 第2期へ向けて
昨年1期目は全国各地へ足を運び、パートナー様との会合を重ね、活動の方向性を徐々にはっきりと描けるようになりましたし、短期間で太陽光の寄贈まで実行出来ました。環境課題対策としての社会貢献活動に本気で携われる喜びをパートナー様と分かち合えていると感じておりますし、1年を通してチームワークも向上したと思います。
第2期は更にGreen Actionメニューを拡充し、全国規模で地方自治体とのパートナシップに注力しながら社会貢献の実績を積み上げていく所存です。
経験の無いチャレンジの連続ですが持続可能な明るい未来に向けて、皆様にしっかりと価値観を共有して前進を続けていきますので、引き続きご支援の程よろしくお願いいたします!
Photo:Takanori Ota、太陽光生活研究所