2026.11.04 環境問題

マイクロプラスチックが富士山の雲にまで?!発生源や人への影響、減らし方を解説

日本一高い富士山の山頂。その雲の中から、小さなプラスチックが見つかったことを知っていますか。マイクロプラスチックは、海の問題として語られることの多い、目に見えないほど小さなプラスチックです。ところが実際には、空や川、飲み水、そして人の体の中にまで広がっています。この記事では、マイクロプラスチックがどこから出て、どこまで広がっているのかを国内外の調査で整理し、人への影響と家庭でできる減らし方まで解説します。

【この記事でわかること】

  • ・マイクロプラスチックとは何か(2つの種類)
  • ・洗濯・タイヤ・人工芝など、身近な発生源
  • ・富士山の雲から人の血液まで、広がっている場所
  • ・人の体や気候への影響について、今わかっていること
  • ・家庭でできるマイクロプラスチックの減らし方

第1章 マイクロプラスチックとは?

マイクロプラスチックのイメージ

マイクロプラスチックとは、5mm未満の小さなプラスチックのことです(※1)。 資料によっては「5mm以下」とするものもあります(※2)。
マイクロプラスチックは、どうやって小さくなったかによって、大きく2つの種類に分けられます。

1-1 最初から小さく作られた「一次マイクロプラスチック」

1つ目は、製品として、最初から小さな粒の形で作られたものです。代表的なのが、洗顔料や歯磨き粉にスクラブ(つぶつぶ)として入っていた「マイクロビーズ」です(※2)。
マイクロビーズは、使ったあと排水口から流れ、川や海に出てしまいます。そのため日本では、2016年3月に化粧品の業界団体が、洗い流すスクラブ製品にマイクロビーズを使わないよう、会員の企業に呼びかけました(※2、3)。

1-2 大きなプラスチックが砕けた「二次マイクロプラスチック」

2つ目は、もともと大きかったプラスチックが、外で細かく砕けたものです。たとえば、ポイ捨てされたレジ袋やペットボトルは、紫外線や波を受けて少しずつもろくなり、細かく割れていきます(※2)。
一度こうして小さくなったプラスチックは、集めて取り除くことがほとんどできません。そのため環境省は、プラスチックを外に出さないこと(発生させないこと)が大切だとしています。

一次マイクロプラスチックと二次マイクロプラスチックの違い

※図の出典:環境省「海洋ごみとマイクロプラスチックに関する環境省の取組」をもとに当社作成

なお、環境問題全体の中でプラスチックごみがどんな位置にあるのかは、以下の記事で一覧にしています。

※出典1:環境省「ecojin's EYE 海洋プラスチックごみ」(2023年7月)
※出典2:環境省「海洋ごみとマイクロプラスチックに関する環境省の取組」(2016年12月)
※出典3:環境省「令和3年版 環境・循環型社会・生物多様性白書 海洋環境の保全」

第2章 マイクロプラスチックはどこから出てくる?

では、マイクロプラスチックは、私たちの暮らしのどこから出てくるのでしょうか。結論から言うと、洗濯や車の運転など、毎日のありふれた行動からも出ています。
国際自然保護連合(IUCN)は、海に流れ込むプラスチックは年に約950万トンと推計しています。そのうち15〜31%は、使っているあいだに小さな粒のまま出るマイクロプラスチックです。さらに、その約3分の2は、合成繊維の服の洗濯と、車のタイヤのすり減りから出ているとされています(※1)。ここでは、身近な発生源を4つ紹介します。

2-1 洗濯機:1回の洗濯で、数十万本の繊維くずが出る

ポリエステルやアクリルなど、石油から作られた「合成繊維」の服は、洗うたびに細い繊維がはがれ落ちます。この繊維くずも、マイクロプラスチックの一つです。
英国プリマス大学の研究(2016年)では、6kgの洗濯物を1回洗ったときに出る繊維くずを推計しています。アクリルの服では約73万本、ポリエステルの服では約50万本にのぼりました(※2)。
こうした繊維くずは、洗濯の排水とともに流れ出て、やがて川や海へたどり着きます。IUCNによると、アジアでは、この合成繊維がマイクロプラスチックのいちばん大きな発生源です。

2-2 道路:走る車のタイヤが、少しずつ削れていく

車のタイヤは、走ったり止まったりするたびに、道路とこすれて少しずつ削れていきます。このとき出るのが「タイヤ・路面摩耗粉塵(TRWP)」です(※3)。
TRWPは、平均50〜100μm(0.05〜0.1mm)ほどの粒です。タイヤのゴムと、道路の舗装材がほぼ半分ずつ混ざってできています。一般的なプラスチックの破片とは性質が違いますが、マイクロプラスチックとして扱う研究もあります。IUCNによると、南北アメリカやヨーロッパでは、タイヤがいちばん大きな発生源です。

2-3 グラウンド:スポーツ施設の9割近くで、人工芝の破片が外へ漏れ出している

日本の川で特に目立つのが、人工芝の破片です。人工芝は、プラスチックの細い葉が何本も並んだ芝で、使ううちにすり減ったり、ちぎれたりします。
ごみの調査を行う一般社団法人ピリカは、国内のスポーツ施設106か所を調べました。その結果、87%の施設で人工芝の破片がグラウンドの外に漏れ出し、47%では流出が深刻だったと報告されています(※4)。実際、ピリカが2019年度に国内の川や湾岸100か所を調べた調査でも、人工芝の破片は75か所で見つかりました。

2-4 田畑・道ばた:肥料のカプセルやポイ捨てごみが、川へ流れ込む

田畑や道ばたから出るものもあります。ピリカの調査では、人工芝のほかに、肥料を包んでいたプラスチックのカプセルや、シート・ロープの破片も多く見つかりました(※4)。
また、道ばたにポイ捨てされたレジ袋やペットボトルは、雨や風で川に運ばれます。そして、運ばれる途中や海の上で砕けて、二次マイクロプラスチックになっていきます(※5)。

※出典1:IUCN「Invisible plastic particles from textiles and tyres a major source of ocean pollution」(2017年2月)
※出典2:University of Plymouth「Washing clothes releases thousands of microplastic particles into environment, study shows」(2016年9月)
※出典3:環境省「タイヤ・路面摩耗粉塵の発生抑制にご協力をお願いします」
※出典4:TechWave「ピリカ、国内100か所のマイクロプラスチック浮遊状況調査結果を公表」(2020年3月)
※出典5:環境省「ecojin's EYE 海洋プラスチックごみ」(2023年7月)

第3章 マイクロプラスチックはどこまで広がっている?

暮らしから出たマイクロプラスチックは、海だけでなく、空や飲み水、人の体の中にまで広がっています。 調査で見つかった場所を、空から順に見ていきましょう。

マイクロプラスチックが見つかっている場所

※図の出典:早稲田大学「雲水の野外観測で初めてAMPsを検出」をもとに当社作成

3-1 空:富士山頂の雲に、9種類のプラスチックが漂っていた

早稲田大学などの研究チームは、2021〜2022年に、富士山頂(標高3,776m)などで雲の水を集めて調べました。その結果、44の試料から、9種類・70個のマイクロプラスチックが見つかりました(※1)。
見つかった量は、雲の水1Lあたり、平均6.7〜13.9個です。大きさは0.007〜0.09mmほどと、目では見えない小ささでした。
では、なぜ山頂の雲にまで届いたのでしょうか。研究チームは、空気が流れてきた道すじを調べています。そして、海のマイクロプラスチックが波しぶきとともに空気中へ舞い上がり、運ばれてきた可能性を示しました。

3-2 川:調べた100か所中98か所で見つかった

身近な川にも、マイクロプラスチックは広がっています。ピリカが2019年6月から、全国の川や湾岸の調査地点100か所で水面に浮かぶものを調べたところ、98か所でマイクロプラスチックが見つかりました(※2)。
川に流れ込んだマイクロプラスチックは、やがて海へ運ばれます。日本のまわりの海の様子や、海の生き物への影響は、以下の記事で詳しく紹介しています。

3-3 飲み水:ペットボトルの水1Lに、約24万個も含まれていた

毎日口にする飲み水からも、小さなプラスチックの粒が見つかっています。米国のコロンビア大学などの研究(2024年)では、米国で売られている3つの銘柄のペットボトルの水を調べました。その結果、1Lあたり平均約24万個のプラスチックの粒が含まれていました(※3)。
ただし、このうち約9割は、マイクロプラスチックよりさらに小さい「ナノプラスチック(1μm未満)」です。研究チームは、ボトルそのものや、水をきれいにするフィルターから出た可能性を挙げています。なお、これは米国の商品を調べた結果で、日本のペットボトルの水の値ではありません。

3-4 人の体:22人中17人の血液に入っていた

プラスチックの粒は、人の体の中からも見つかっています。オランダのアムステルダム自由大学の研究(2022年)では、健康な大人22人の血液を調べました。その結果、17人の血液からプラスチックの粒が見つかったと報告されています(※4)。
多かったのは、ペットボトルに使われるPETや、レジ袋などに使われるポリエチレンでした。ただし、調べた人数は22人と少なく、研究チームも、健康への影響を知るにはさらに研究が必要だとしています。

※出典1:早稲田大学「雲水の野外観測で初めてAMPsを検出」(2023年8月)
※出典2:TechWave「ピリカ、国内100か所のマイクロプラスチック浮遊状況調査結果を公表」(2020年3月)
※出典3:Royal Society of Chemistry「High levels of nanoplastics found in bottled water」(2024年1月)
※出典4:Smithsonian Magazine「Microplastics Detected in Human Blood in New Study」(2022年3月)

第4章 マイクロプラスチックは、人や生き物にどんな影響がある?

血液からも見つかったと聞くと、体への影響が気になる方も多いでしょう。結論から言うと、人の健康への影響は、まだはっきりとはわかっていません。 一方で、海の生き物や気候への影響については、心配な点が見えてきています。

4-1 海の生き物が飲み込み、有害な化学物質も一緒に運ぶ

海に流れ込んだマイクロプラスチックは、魚や鳥、ウミガメなどの生き物に飲み込まれています。長崎大学によると、魚だけでも、約500種でマイクロプラスチックを食べていることが確認されています(※1)。
では、なぜ魚はプラスチックを食べてしまうのでしょうか。長崎大学の実験では、外を長く漂ったマイクロプラスチックほど、表面に微生物の膜が付き、魚がえさと間違えやすくなる傾向が示されました。
さらに心配されているのが、マイクロプラスチックが有害な化学物質を運ぶことです。プラスチックは油になじみやすい性質を持っているため、海の中にわずかに溶けているPCB(ポリ塩化ビフェニル)などの化学物質を表面に吸着することがあります(※2)。
PCBは、生き物の脂肪にたまりやすく、がんを引き起こすなど、毒性の強い物質です(※3)。マイクロプラスチックに吸着したPCBが生き物に取り込まれることも懸念されており、環境省も、マイクロプラスチックに付着した有害な化学物質の量を調べています(※4)。
なお、化学物質が海の生き物を通じて世界に広がる仕組みは、以下の記事で紹介しています。

4-2 人への影響は、まだはっきりわかっていない

世界保健機関(WHO)は2019年、飲み水に含まれるマイクロプラスチックについて、今の量では健康へのリスクになるとは考えにくい、という見方を示しました(※5)。
ただし、WHOは同時に、ナノプラスチックのようなとても小さい粒については、データが非常に限られているとも指摘しています(※5)。さらに2022年には、食べ物や空気から取り込む量についても評価しましたが、はっきりした結論は出ていません。そのうえで、今後必要な研究を示しています(※6)。

4-3 雲の中で、天気や気候に影響するかもしれない

第3章で紹介した富士山の雲の研究では、気候への影響の可能性も示されています。雲は、空気中の小さな粒を芯にして、水蒸気が集まってできるものです。研究チームは、マイクロプラスチックがこの雲の芯になり、雲のでき方や雨の降り方に影響する可能性があるとしています(※7)。
また、雲に取り込まれたマイクロプラスチックは、やがて雨とともに地上に降ってきます。研究チームは、この「プラスチックの雨」が水源や作物を汚し、私たちが取り込む量を増やすおそれもあると指摘しています(※7)。

※出典1:長崎大学「野外に捨てられたプラスチックが魚を誘惑する!? −マイクロプラスチックの摂食メカニズムの一端を解明−」(2022年10月)
※出典2:神奈川県環境科学センター「マイクロプラスチックに類似した海洋汚染特性を持つ物質の海岸漂着」全国環境研会誌 Vol.43 No.4(2018年)
※出典3:環境イノベーション情報機構「東京農工大学農学部環境資源科学科・高田秀重教授に聞く、マイクロプラスチックによる海洋汚染の実態と対策」(2016年4月)
※出典4:環境省「令和3年版 環境・循環型社会・生物多様性白書 海洋環境の保全」
※出典5:WHO「WHO calls for more research into microplastics and a crackdown on plastic pollution」(2019年8月)
※出典6:WHO「Dietary and inhalation exposure to nano- and microplastic particles and potential implications for human health」(2022年8月)
※出典7:早稲田大学「雲水の野外観測で初めてAMPsを検出」(2023年8月)

第5章 マイクロプラスチックを減らすために、世界と日本は何をしている?

一度広がったマイクロプラスチックは、集めて取り除くことができません。そのため世界と日本は、プラスチックごみを外に出さないことに力を入れています。 主な取り組みは、次の3つです。
① 2050年までに、海への新たな汚染をゼロにする(大阪ブルー・オーシャン・ビジョン)
2019年に大阪で開かれたG20サミット(主要20か国・地域の首脳会議)で、参加した国々は、2050年までに海洋プラスチックごみによる新たな汚染をゼロにすることを目指すと決めました(※1)。
② 2040年までに、新たなプラスチック汚染をゼロにする(G7)
さらに2023年には、日本を含むG7(主要7か国)の国々が、海に限らず、プラスチックによる新たな汚染を2040年までにゼロにすることを目指すと合意しました(※1)。
③ 使い捨てプラスチックを減らす法律(日本)
日本では、2022年4月に「プラスチック資源循環法」が始まりました(※2)。コンビニのスプーンやホテルの歯ブラシなど、使い捨てプラスチック製品12品目について、配る店や事業者に量を減らす取り組みを求めています(※3)。
こうした国や企業の取り組みに加えて、一人ひとりの暮らしの中でもできることがあります。

※出典1:環境省「ecojin's EYE 海洋プラスチックごみ」(2023年7月)
※出典2:経済産業省「『プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の施行期日を定める政令』等が閣議決定されました」(2022年1月)
※出典3:環境省・経済産業省「特定プラスチック使用製品の使用の合理化」

第6章 マイクロプラスチックを減らすために、家庭でできることは?

走行する車のタイヤ

家庭でできることは、第2章で見た発生源を、暮らしの中で一つずつ減らしていくことです。 ここでは、今日から始められることを3つ紹介します。

6-1 合成繊維の服は、洗濯ネットに入れて洗う

ポリエステルやアクリルなどの服を洗うときは、洗濯ネットに入れることをおすすめします。 広島市も、合成繊維の衣類は洗濯ネットを使って洗うよう呼びかけています(※1)。
また、服を買うときに、綿や麻、ウールなどの天然素材を選ぶのも一つの方法です。IUCNも、消費者ができることとして、合成繊維より天然素材の服を選ぶことを挙げています(※2)。

6-2 車は、ゆっくり発進してブレーキをやさしく踏む

車を運転する方は、タイヤの減り方を意識してみましょう。環境省の資料によると、アクセルやブレーキの踏み方などの運転のしかたは、タイヤや車の設計と比べて3倍ほど、 タイヤの減り方に影響します(※3)。
そのため環境省は、ゆっくり発進し、適切なスピードで走り、ブレーキはやさしく踏むよう呼びかけています。タイヤの空気圧を正しく保つことも、タイヤの偏った減りを防ぎます。

6-3 使い捨てプラスチックを減らし、ごみはルールどおりに出す

二次マイクロプラスチックを減らすには、もとになるプラスチックごみを外に出さないことが近道です。環境省は、使い捨てのプラスチック製品を必要以上に使わないことや、ポイ捨てをしないことを呼びかけています(※4)。
たとえば、マイボトルやマイバッグを持ち歩けば、ペットボトルやレジ袋を使う回数を減らせます。また、ごみを決められた日に、決められた出し方で出すことも、風や雨でごみが川へ運ばれるのを防ぐことにつながります。

※出典1:広島市「衛研ニュース マイクロプラスチックとは」
※出典2:IUCN「Invisible plastic particles from textiles and tyres a major source of ocean pollution」(2017年2月)
※出典3:環境省「タイヤ・路面摩耗粉塵の発生抑制にご協力をお願いします」
※出典4:環境省「ecojin's EYE 海洋プラスチックごみ」(2023年7月)

第7章 よくある質問(FAQ)

7-1 Q1. 水道水にもマイクロプラスチックは入っている?

A. 水道水を含む飲み水からも、マイクロプラスチックが見つかることがあります。WHOによると、適切に運用された浄水処理では、マイクロプラスチックも除去されます。WHOは、水道事業者に対し、病原微生物などの健康上重要なリスクへの対策を優先しながら、粒子を除去する処理を適切に行うよう求めています(※1)。
現時点では、飲み水に含まれるマイクロプラスチックが人の健康に及ぼす影響について、十分に解明されていません。WHOは、健康への影響を判断するための研究を進める必要があるとしています。

7-2 Q2. 「1週間にクレジットカード1枚分を食べている」は本当?

A. 2019年に発表された豪州ニューカッスル大学の研究では、人は1週間に約5g、クレジットカード1枚分のマイクロプラスチックを取り込んでいると推計されました(※2)。一方、2021年の別の研究では、大人が食べ物と呼吸から取り込む量は、中央値で1日約583ng(ナノグラム)とされています(※3)。1週間にすると約4.1μgで、5gの100万分の1ほどです。
このように、研究によって推計値には大きな差があります。調査方法や推計の前提が異なるため、単純に比較することは難しく、「1週間にクレジットカード1枚分」という数字が確定した事実ではないことに注意が必要です。

7-3 Q3. マイクロプラスチックより小さい「ナノプラスチック」とは?

A. ナノプラスチックは、1μm(0.001mm)未満の、さらに小さいプラスチックの粒です。5mm未満のマイクロプラスチックと比べて、5,000分の1より小さい大きさです。第3章のペットボトルの水の研究は、新しい測定方法でナノプラスチックまで数えたため、これまでの推計の10〜100倍の数が見つかりました(※4)。

※出典1:WHO「WHO calls for more research into microplastics and a crackdown on plastic pollution」(2019年8月)
※出典2:CNN.co.jp「人間が日常生活で飲み込むプラスチック、週にカード1枚分 豪研究」
※出典3:Mohamed Nor et al.「Lifetime Accumulation of Microplastic in Children and Adults」Environmental Science & Technology(2021年)
※出典4:Royal Society of Chemistry「High levels of nanoplastics found in bottled water」(2024年1月)

第8章 まとめ

マイクロプラスチックは、洗濯や車の運転など、毎日の暮らしから出ています。そして川や海を通じて、富士山の雲や人の体の中にまで広がっています。人の健康への影響はまだはっきりしませんが、一度広がると取り除けないため、出さないことがいちばんの対策です。
まずは、次の洗濯で合成繊維の服を洗濯ネットに入れるところから始めてみてください。車を運転する方は、ゆっくり発進することも意識してみましょう。

執筆 
グリーンアライアンス事務局

LEARNは、ハンファジャパン株式会社が主宰するSDGsパートナーシップ制度「Green Alliance」の学習コンテンツです。記事は再生可能エネルギー事業に携わる社員が、公的機関の統計や一次情報をもとに執筆しています。

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