
再生可能エネルギーを通じて持続可能な社会づくりに貢献することをめざすグリーンアライアンスでは、その活動の一環として、日本のさまざまな地域に太陽光発電システムを寄贈する「グリーンギフト」プロジェクトを実施しています。2026年2月、静岡県静岡市にある、こども発達ひろば「たねまる」に、このグリーンギフトが寄贈されました。
こども発達ひろば「たねまる」に11.2kWの太陽光発電システムを設置
こども発達ひろば「たねまる」は、発達や成長に不安を感じる子どもたちとその保護者への支援を行う、静岡市指定の児童発達支援施設です。主に1~2歳の乳幼児を対象とし、親子通所により「一人ひとりに寄り添い、育み、つながり合える、サポート」をめざしています。

施設は、静岡市清水区の高台、富士山を望む日当たりのよい場所に建ちます。今回のグリーンギフトでは、その陸屋根の上にQセルズの太陽電池モジュール28枚(11.2kW、年間約5tのCO2排出量削減効果)のシステムが設置されました。また、独自に蓄電池も導入し、システムの拡張も図られました。

今回の寄贈により、施設の電気料金の削減など経済的メリットはもとより、停電時の電力バックアップなど、利用者の皆さんが安心できる環境づくり、また防災拠点として地域社会への貢献、さらには子どもたちや地域全体への再生可能エネルギーへの関心を育む機会創出など、さまざまな面での効果が期待されています。
2月3日に行われた寄贈式には、こども発達ひろば「たねまる」のスタッフの皆さん、グリーンアライアンス関係者、そして静岡市議会からも寺澤潤氏、島直也氏の2議員が参加して行われました。
子どもたちが通う施設らしく、和気あいあいとした雰囲気の中、グリーンアライアンスからは太陽光発電システムの寄贈銘板や、環境教育教材が贈られ、またこども発達ひろば「たねまる」からは感謝状が贈呈されました。


子どもたちの成長を支える福祉現場への寄贈は、「グリーンギフト」としては新たなこころみとなりました。グリーンアライアンスでは、今後も、全国の児童施設をはじめ、より多くの方に再生可能エネルギーを体験していただけるよう、活動を続けていく方針です。
子どもたちへの支援の一助に、そして地域の防災拠点としても期待
今回の太陽光発電システム寄贈にあたり、参加者5名がそれぞれの立場からコメントを発表しています。

こども発達ひろば「たねまる」施設管理者 鈴木圭美氏
太陽光発電システムは、自然にやさしく、災害時にも役立つとても貴重なものと理解しております。今回設置していただいたことで、その素晴らしさを、利用者をはじめ多くの方に感じていただければと期待しております。また災害時、停電になったときにも電気が使え、地域の中でもお役に立てるのは素晴らしいと思います。皆様のお気持ちに感謝をしながら、これからさらにあたたかい子ども支援ができるよう、頑張ってまいりたいと思います。

静岡市議会議員 寺澤潤氏
この地域は数年前の大雨でかなりの被害が出たエリアでもあります。当然、地震の心配もあります。今回こちらの施設に太陽光発電システムを設置していただいたことで、そうした災害時にも、貴重な防災拠点の一つとなるのでは。地域と連携しながら、住みやすい街づくりに活用できるよう、私どもも力を合わせていきたいと思います。

静岡市議会議員 島直也氏
静岡市では2026年6月に太陽光発電の適正設置に関する条例が制定されることとなり、地域との調和が図られた太陽光発電事業に関心が高まっています。今後、災害時も含めて安心して生活できる街づくりが大変重要になり、その観点からも今回の設置には感謝し、運用の応援をしていきたいと考えております。

株式会社エス・プランナー 代表取締役 清水啓史氏
(グリーンアライアンスパートナー / 本プロジェクトの提案者)
この施設には、子どもたちと一緒に保護者の方も通ってきます。太陽光発電システムを導入することで、保護者をはじめより多くの方に環境問題に興味を持っていただけるのではと考え、グリーンギフトのご提案をしました。近年、この地域では大雨や台風によって大規模な停電が起きております。蓄電池と合わせて地域の避難所として活用もしていただけたら素晴らしいと思います。

グリーンアライアンス事務局代表 李泰基氏
(ハンファジャパン株式会社 エナジーソリューション事業部 執行役員 事業部長)
グリーンアライアンスでは、エネルギーを通じ人と社会と未来を良くするという目的のために活動しております。今回の寄贈により子どもたちと親御様、関係者の方々にも、再生可能エネルギーについて触れていただく機会が広がることと思いますし、また、地域社会の皆様にとっても、非常時などの安心できる力となればと思います。ぜひ皆様の手で末永くご活用いただければ幸いです。
Photo:太陽光生活研究所、ハンファジャパン株式会社