
グリーンアライアンスがメインスポンサーを務めた「野沢温泉自転車祭2025」に先立ち、前日の10月3日には、野沢温泉村にグリーンアライアンスのパートナー企業とハンファジャパン関係者など31名が集結。第9回目となる会合「長野会議」が行われました。
野沢温泉村にパートナーが集結、多様なグリーンアクション実績と今後の展開を報告
会議では、まずグリーンアライアンスの2025年度のスケジュールや活動報告が行われ、全国各地の自治体との連携協定の実績や、横浜市教育委員会主催「子どもアドベンチャーカレッジ」をはじめとする環境教育イベント実施など、すでに完了しているグリーンアクションについての情報を共有。新たな挑戦として、PileUpDesign合同会社との連携協定による、国内初の電動キックバイク「First Rider」を活用した幼児向け環境教育プログラムについても紹介されました。
また、今後のグリーンギフトの新規案件候補や、2025年度のマングローブ植林の進捗、さらにハンファジャパンのグループ電力事業会社で、今年6月にグリーンアライアンスに加盟した「Q.ENESTホールディングス」の事業についても説明が行われました。
その後は、参加者によるグループディスカッションも行われ、「グリーンアライアンスを通して企業の公共性をより高めたい」「こうして集まることで、環境保全活動の実行力が上がっている」「日本の自然にもっと還元していきたい」など前向きな意見が交わされました。

温泉街を舞台に、e-Bikeの試乗も
会議後には、参加者によるe-Bikeの試乗会が実施されました。e-Bikeは、グリーンアライアンスが「エコフレンドリーなモビリティ」として注目するもののひとつ。「野沢温泉自転車祭」実行委員会の協力により、10台以上のe-Bikeが用意され、「長野会議」出席者の多くが参加しました。温泉が湧きだす「麻釜」(おがま)や、外湯の「大湯」など、観光客にも人気のスポットを巡り、その乗り心地を体感。初めてe-Bikeを体験する参加者も多く、「グンと押されるような、ふわりと浮くような力強がある」「期待以上のパワー。上り坂も少しこぐだけで驚くほどスムースに進む」「車代わりに日常で活用してみたい」と、それぞれに感銘を受けた様子でした。さらに、夜は温泉街や、自転車祭に合わせて開催された「屋台村」なども巡り、伝統と新しい文化が共存する村の魅力を満喫しました。


Photo:Takanori Ota